「ギルバート・グレイプ」の障害者役はおいしかったが、ああいう役は誰が演じても評価されちゃうので・・・。 それより、ストーリーが「ラスト・ショー」の、まんまパクリなのが許せない。
橋田ドラマ的わざとらしさが耐えられなかった「ボーイズ・ライフ」は、レオの爽やかさのみが救いだった。 ワル親父デ・ニーロのクドさには泣かされた！ 演技し過ぎ！
「バスケットボール・ダイアリー」はひどかった。 麻薬に溺れて立ち直るまでの悲惨さを、熱演するレオのしつこさにはまいった。 この役も誰がやってもって感じがするし、個人的には、自分の意志で選んだ快楽にともなうリスクから逃れようとする苦しみを、さも、人として生きていくための苦悩と一緒にするイージーさが許せない。 最も見たくないタイプの映画である。