パワフルなポリス役で注目！
「犯罪潜入捜査官」では、潜入捜査官（ニック・モラン）に協力する警察官役で。 ここでは、細身でまあまあ綺麗でセックスアピールも十分なのだが、その分作り物って感じがしてリアリティに欠ける気がした。 がっちりしたガタイでやり手の刑事っぽく登場した「サウンド・オブ・サイレンス」の方が、ずっと魅力的だ。 「ＴＡＸｉ」のリメークとなる「ＴＡＸｉ ＮＹ」でも、ダメ警官（ジミー・ファロン）の上司の警部補役をさっそうと演じている。 「サウンド・オブ・サイレンス」では豪快過ぎた腰周りを心配したが、どうやら役作りだったのか、ここではすっきりスマートにきめている。 スパイク・リー作品「サマー・オブ・サム」では、奔放に生きる女を演じセクシーさ発揮している。 連続殺人鬼の出現でパニックに陥る人々の姿を描いた作品で、スパイク・リーらしくクールな視点で描かれているが、その分グッとくるものがないのが残念。
話題の「クラッシュ」でも、ドン・チードルと組む警官役で、生々しい迫力をみせてくれたが、ベッドシーンはノー・サンキュー！ タフ・ウーマンだけど、よく見るとけっこう美人なんだ、という路線を歩み続けてほしいものだ。
新作「トリプル・クロッシング」はオフビート感覚の犯罪モノだが、あまりにも雑な脚本についていけず。 ジェニファー・エスポジートの名に期待したものの、スリルも笑いもなく、肩透かしを喰らうデキ！残念。
その他、ジョン・ボンジョビ出演の人生もの「ノー・ルッキング・バック」、ジョージ・クルーニー製作、出演の泥棒コメディ「ウエルカム トゥ コリンウッド」、ヴァル・キルマーのB級アクション「ゴッド・ランド」などあり。