「独身ＳａＹｏＮａＲａ！バチュラー・パーティ」、「スプラッシュ」、「ドラグネット 正義一直線」、「ビッグ」、「パンチライン」、「メイフィールドの怪人たち」、「ターナー＆フーチ／素敵な相棒」、「ジョー、満月の島へ行く」、「虚栄のかがり火」ぐらいまでは、スタンダップ・コメディアンの悲哀を描いた「パンチライン」でわずかに可能性を見せたとしても、単なるコメディアンの域を出ることなしだったが、今や、オスカーの常連、アメリカを代表するスーパースターにのし上がっている。
そこそこ売れ出してからは、「プリティ・リーグ」、「めぐり逢い」、「フォレスト・ガンプ」、「アポロ１３」、「ユー・ガット・メール」、「プライベート・ライアン」、「グリーン・マイル」、「キャスト・アウェイ」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「ロード・トゥ・パーディション」、「ターミナル」、「レディ・キラーズ」、「ダ・ヴィンチ・コード」、「チャーリーズ・ウィルソンズ・ウォー」と見ているが、この中では当たり前ながら、「フォレスト・ガンプ」が良い。 もろ手を上げてとはいかないが、「プライベート・ライアン」も見逃せない作品だろう。 ちょっと地味な所では、ジーナ・ディビス主演の女子プロ野球もの「プリティ・リーグ」の監督役が好きだった。
トム・ハンクスで思うのは、コメディアンとして鍛えられた人にとっては、シリアスものなど朝飯前だってことだ。