綺麗じゃないことを最大に生かし、強烈な押し出しで印象を残している。良く言えば演技派ということか？
「エリザベス」、「リプリー」、「狂っちゃいないぜ」、「耳に残るはきみの歌声」、「ギフト」、「シッピング・ニュース」、「バンディッツ」、「ヘブン」、「コーヒー＆シガレッツ」、「ヴェロニカ・ゲリン」、「ロード・オブ・ザ・リング」、「ライフ・アクアティック」、「バベル」ぐらいしか見ていないが、作品的には、サム・ライミ監督としては上々のサイキック・ミステリーもの「ギフト」が好きだ。 共演にジョヴァンニ・リビシ、キアヌー・リーブス。 やはりリビシとの共演となる刑務所の看守とテロリスト（ケイト）との純愛もの「ヘブン」は、逃亡劇ながら盛り上がりに欠けるデキで残念。
ケイト・ブランシェットならではの迫力なら「エリザベス」は外せないが、好きな作品ではないので語れない。 「シッピング・ニュース」のあばずれぶりは、かなりインパクトあり！ 派手な化粧でどこの誰？と一瞬戸惑うほど。 ここでは気弱なダンナ役でケビン・スペイシー。 地味な作品だが「コーヒー＆シガレット」の二役にも注目。 麻薬組織と戦うジャーナリストを演じた「ヴェロニカ・ゲリン」も重苦しい作品だが、芯の強い女性像はケイト・ブランシェットならでは。
期待値ゼロのインディ・ジョーンズが復活する「インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国」ではロシア軍人役で。 新作「アイム・ノット・ゼア」では、ボブ・ディラン役を演じているとのこと。 「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ監督。