キャスリン・ターナーをスターダムにのし上げた悪女もの「白いドレスの女」で注目。 ここでもそうだったが、ちょっと弱々しさを感じさせるキャラが持ち味。そのての代表作が、故ラウル・ジュリアとの「蜘蛛女のキス」。 「白いドレスの女」のローレンス・カスダン監督、キャスリン・ターナーとの再会となる「偶然の旅行者」でも優柔不断な男を演じていた。
その他、「目撃者」、「ゴーリキー・パーク」、「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」、「スモーク」、「小さな目撃者」、「４thフロアー」、「チェンジング・レーン」、「ヴィレッジ」、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」、「グッド・シェパード」ぐらいしか見ていないが、ここでは、ロシアの捜査官を演じた「ゴーリキー・パーク」、アムステルダムを舞台にしたほのぼの感のある巻き込まれ型サスペンス「小さな目撃者」が好きだった。 「ゴーリキーパーク」には、忘れてならないブライアン・デネヒーが刑事役で。
近作となる「バンテージ・ポイント」のアメリカ大統領役やエドワード・ノートン主演の「インクレディブル・ハルク」の将軍役では、気の弱さを微塵もみせず。 というか、「バンテージ・ポイント」では力強さ発揮！ 地味なサスペンスをようやく盛上げていた。