サスペンス＆アクションでは、華奢ながらやたらタフな面をみせるが、そんなタフネスぶりにリアリティを感じなかったので、いまいち好きになれないでいる。 トミー・リー・ジョーンズとの「ダブル・ジョパディ」が、そんなタフウーマン役の代表作。 「コレクター」、「ハイ・クライムズ」、「ツイステッド」などでも強気な役を演じている。
アシュレイにしては珍しいラブコメ「恋する遺伝子」も、えげつなさがあり、あまーいだけじゃなかったのは、彼女の持つキツさが生かされていたからかも？ 個人的にはピンとこない作品だったが、アシュレイ・ジャッドの魅力によるのか、女性にはかなりな人気作のようだ。
その他、「カフス！」、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」、「ヒート」、「スモーク」、「評決のとき」ぐらいしか見ていないが、ロバート・デ・ニーロ率いるギャング団の一味ヴァル・キルマーの妻を演じた「ヒート」が印象深い。 ここでも強気の姿勢を崩さず、ちょっと情けないヴァル・キルマーをなじっているが、最後の最後に愛するもののために身体を張って、かっこよさを見せた。
「ジャッズ」と名乗ってカントリーチャートを賑わしていたのが、母と姉。