この人にも若かりし頃があったのだろうか？ 私の知る限り、生まれながらのオバアちゃんである。
ミア・ファーローとジョン・カサベテスが夫婦役を演じた、オカルトもの「ローズマリーの赤ちゃん」での世話好きというか、図々しいというか、「性質の悪さ」を秘めたオバアちゃん役は忘れられない。 ロマン・ポランスキー監督の大ヒット作だが、この分野に疎い私にはあまりピンとこなかったというのが正直なところだ。
代表作とされているハル・アシュビー監督の「少年は虹を渡る」は、遠い昔にＴＶで見たきりなので語れません。 「ルース・ゴードン」及び「バッド・コート」マニアの方々、まことに申し訳ない。
代わりにといってはなんだが、マニア向けに「刑事コジャック」に霊媒師役で出演があることを述べておきます。 ルースの客のサイコキラー役で、あのアンディ・ロビンソンという豪華版だ。