大ヒットＴＶシリーズ「２４」でＣＴＵのリーダー、ジョージ・メイソンを演じてようやく知られるように。 その押し出しの無さ、地味さ加減を生かして多くのサスペンス作品に出演しているが、演技し過ぎ感の無い人なので、個人的には名前を知る前から気になっていた存在だ。 ワルを演じても大物感が無いので損している気がするが、それこそがザンダー・バークレイの魅力。 見ようによってはハンサムだし、頭髪の薄さも味となっているので隠れファン有りと見た。
ポップなところでは、「ターミネイター２」のジョン・コナー（エドワード・ファーロング）の養父、「ザ・ロック」のＦＢＩ科学班研究員、「ガタカ」の医師、「エアフォース・ワン」の裏切り者のエージェント役等がある。 初期には「シド・アンド・ナンシー」、「ウォーカー」等、アレックス・コックス監督作品に出演。けっこうおいしい役を演じていた。
その他、「スタンドアップ」、「逃亡犯」、「ネットフォース」、「フェニックス」、「監視」、「アポロ１３」、「ロズウェル」、「サイコパス／９本指の死体」、「ア・フュー・グッドメン」、「ビリー・バスゲイド」、「グリフターズ／詐欺師たち」、「ブルーヒート」、「ルーキー」、「恋のゆくえ／ファビラス・ベイカーボーイ」等々けっこう見ているが、ＴＶ映画も含めれば未見作多数。 ここでは、レイ・リオッタが犯罪に手を染めてしまう刑事を演じた「フェニックス」が好きだ。 ザンダー・バークレイは腹黒い上司役。 それと、脚本が甘く評判が悪いサイコもの「サイコパス／９本指の死体」が、チャールズ・ブロンソンファンとしては見逃せず！ ザンダー・バークレイは犯人役で。 ジョー・モンテーニャ主演のサスペンス「監視」も作品的には無視できず。