ええかっこしいの偉い人専門で、まったく魅力を感じない。
悪役刑事を演じた「トレーニングデイ」では張り切り過ぎ、演技し過ぎのクドさばかりが強調されていて、リアリティ無し。 監督が悪いんだろうけど。
とはいえ、「キングの報酬」、「グローリー」、「リコシェ」、「ペリカン文書」、「青いドレスの女」、「バーチュオシティ」、「戦火の勇気」、「悪魔を憐れむ歌」、「マーシャル・ロー」、「ザ・ハリケーン」、「ボーン・コレクター」、「トレーニング・デイ」、「タイムリミット」、「クライシス・オブ・アメリカ」、「マイ・ボディガード」と見ているのだが、中では「ボーン・コレクター」、「マイ・ボディガード」が作品的には好きだ。 デンゼルへの評価としては、ちょっと弱々しさを見せた「青いドレスの女」が一押し、相棒役のドン・チードルのイカレ具合が最高！
近作はスパイク・リー監督作「インサイド・マン」の捜査官役。 正統派監督精一杯のエンターテイメントは結構楽しめるデキ。 共演のジョディ・フォスターは軽い役で。 ＳＷＡＴ隊のリーダーにウィレム・デフォー。
タイムスリップもの「デジャブ」は不発だったが、デンゼルが麻薬王を演じ、ラッセル・クロウ扮する刑事との対決する「アメリカン・ギャングスター」はなかなかのデキ！ 悪徳警官を演じたジョシュ・ブローリンがニック・ノルティ的タフさを見せて印象を残す。