「ストリート・オブ・ファイヤー」、「L・A大捜査線／狼たちの街」と個性派のワルで売り出すも、一転、「プラトーン」の正義派としてスターダムに。
私としては「ミシシッピー・バーニング」あたりを押しときたいなあ。 ジーン・ハックマンの動と、対称的なデフォーの靜は見もの。
「処刑人」での女装ゲイ役は強烈も、けれんたっぷりな演技し過ぎデフォーには疑問！ あの顔で案外普通な生活者を演じてこそ、価値有りと思うのだが？
その他では、トランク一杯の札束を残して墜落視した男に成りすまして悪を追う保安官役を演じた「ホワイトサンズ」が悪くない。 共演にミッキー・ローク。
近作には、ロバート・レッドフォードとの「二重誘拐」、レイ・リオッタとの「コントロール」がある。 いずれも小品ながら印象に残るサスペンスだが、クドさを抑えた時のデフォーは、逆にインパクトが強くて良い。
ビル・マーレーとの「ライフ・アクアティック」は正直キビシかったが、ちょっと小物感のあるデフォーってのは新鮮味あり。