ありきたりになるが、「夜の乗合自動車 ナイトバス」、「アパートの鍵貸します」、 作品的には少し落ちるが、「幸せはパリで」あたりのほのぼの路線も好きだし、少し毒気のある「おかしな夫婦」も好きだ。 「ミスター・ロバーツ」、「お熱い夜をあなたに」のヒューマンな感じも・・・。
どちらかと言うと、ウォルター・マッソウと組んだ作品がいまいちだと感じるのは、私の感性がおかしいのだろうか？ 軽はずみなことは言えないが？
シリアスものでは、ヒロイン（？）のブレンダ・ヴァッカロに期待した、パニックもの「エアポート’77・バミューダからの脱出」が案外楽しめる。 目立ちすぎジェーン・フォンダの「チャイナ・シンドローム」よりずっといい。 ただしレモンはここでも悪くない。
社会派ミステリーの大御所コスタ・カブラスならではの、重苦しいリアリズム「ミッシング」でも違和感のない存在はさすがだが、個人的にはマストロヤンニとの哀愁もの「マカロニ」の方をお薦め。
テープダメージがひどくて、見られなくなった「夜の乗合自動車」の、再放映望むテレビ東京！