能面のような顔立ちと、一歩ひいた感じのクールさで女性のみならず多くのファンを獲得している。
「シザーハンズ」、「ギルバート・クレイプ」、「エド・ウッド」、「ニック・オブ・タイム」、「デッドマン」、「フェイク」、「ＧＯ！ＧＯ！ＬＡ」、「ナインスゲート」、「スリーピー・ホロウ」、「ノイズ」、「ショコラ」、「フロム・ヘル」、「ブロウ」、「チャーリーとチョコレート工場」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」と見ているが、ここに大騒ぎするような作品はない。 あくまで個人的見解だが、アクション＆サスペンス部門にあまりサエを見せないからそんな気がする。 ちょっとソフトな言い回しをするのは、デップ様ファンを敵にまわすこと、あいなりませんから。
印象に残っているのは、相変わらず演技過剰気味なアル・パチーノとの「フェイク」と、デップがどうこうではないが「ショコラ」。淡々とした展開の「ショコラ」はワタシの許容範囲を超えた作品なので気がひけるが、シンプルにほのぼのしても良いだろうし、奥を探っても良いのかも。 共演のレナ・オリンに注目。
デップ、さすがと思わせたのが「エド・ウッド」。 ルゴシ役のマーティン・ランドーも見事！ ビル・マーレーも良い味出しているが、やややり過ぎか？ なお、ルゴシ主演となる「魔人ドラキュラ」に挑戦も、睡魔の餌食となる！
「ＧＯ！ＧＯ！ＬＡ」は、実質デップ出演作ではないが、内容は悪くない。 ユーモア感覚に溢れたカルチャー・ギャップ・ラブストーリーで、ほろ苦さもあり。 ミュージシャン役のヴィンセント・ギャロがカッコ良い。
人気の「ギルバート・クレイプ」は、ピーター・ボグダノヴィッチ監督の名作「ラスト・ショー」のパクリとしか思えず、評価外！