ニューシネマの代表作「真夜中のカーボーイ」はやはり素晴らしいのだが、当たり前すぎるので、ここでは「人間臭さ」にこだわるウール・グロスバード監督のサスペンス・アクション「ストレート・タイム」を一押し！ ホフマンは更生を目ざす前科者を演じているのだが、そのキレっぷりがあまりに凄くてマジにビビった！
「ファミリービジネス」、「ニューオリンズ・トライアル」等、ワルの香りのする役をするホフマンは好きだ。 「コンフィデンス」もかなりなワルぶりを見せるのだが、ここまでいくとチョット違うなって感じもする。 まあ、勝手な意見なんですけど。
その他、見ているものを簡単に。
「卒業」、「ジョンとメリー」、「小さな巨人」、「わらの犬」、「アルフレード アルフレード」、「パピヨン」、「レニー・ブルース」、「マラソン・マン」、「大統領の陰謀」、「クレイマー・クレイマー」、「アガサ／愛の失踪事件」、「トッツィー」、「レインマン」、「フック」、「ビリー・バスゲイド」、「靴をなくした天使」、「アウトブレイク」、「アメリカン・バッファロー」、「スリーパーズ」、「マッド・シティ」、「ムーンライト・マイル」等々。 初期作品には見る価値ありがズラリ。
近作には、元ＣＩＡの義父（ロバート・デ・ニーロ）と対決する息子（ベン・スティーラー）のヒッピーな父親を演じた「ミート・ザ・ペアレンツ２」、異常な臭覚を持つ主人公が弟子入りする調香師役だった「パフューム ある人殺しの物語」がある。
最新作は「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」で、２４３歳で引退するマゴリアムおじさん役。 苦手なファンタジーだが、十分に楽しめるデキ！