一般的にはかなりな美形との評価のようだが、個人的には単に無機質な女優というイメージが強く、「張り込み」、「リベンジ」、「ラスト・オブ・モヒカン」、「不法侵入」などでは、言葉は悪いがほとんど「置物」状態である。
敏腕刑事エド・ハリスが同僚のベネチオ・デル・トロの罠にはまる「チャイナ・ムーン」では、ハマリ役ともいえるミステリアスな人妻役だが類型を出ず、当然その美しさからくるクールなエロティシズムにも心惹かれず。
やはりハマリ役だったゲーリー・シニーズとのＳＦもの「クローン」では、シニーズの妻役。 フィリップ・Ｋ・ディック原作、ゲーリー・フレーダー監督。
その他では「瞳が忘れない／ブリンク」、「バッドガールズ」、「１２モンキーズ」、「将軍の娘／エリザベス・キャンベル」、スタローン版「ザ・ボディガード」等など。
少しばかり人間っぽさを感じたのが、メル・ギブソンの妻を演じた戦争もの「ワンス・アンド・フォエバー」で、美貌のカケラも無くやつれ果てたストウにビックリ。