デンゼル・ワシントンのような押し出しの強い演技し過ぎ感がなく、さっぱりしていて愛嬌もあるので嫌いになれないタイプだ。 それがいい役者かどうかは別問題だが、シリアスな内容でも、彼の人間性が伝わるようなほのぼの感が残るので人気の理由は良くわかる。
「バッドボーイズ」、「インデペンスデイ」、「メン・イン・ブラック」、「エネミー・オブ・アメリカ」、「ＡＬＩ アリ」、「ショウタイム」、「メン・イン・ブラック２」、「バッドボーイズ２バッド」、「アイ、ロボット」、「世界で一番パパが好き！」、「最後の恋のはじめ方」、「幸せのちから」と見ているが、内容が薄い作品が多いわりにヒットに恵まれているのはひとえに彼の持つ魅力によるだろう。 ここでは、なんといってもトミー・リー・ジョーンズとの「メン・イン・ブラック」が楽しい。 マイケル・マン監督の「ＡＬＩ アリ」は悪くなかったが、リアルストーリーなので、どうしても重苦しくなるのは仕方が無いところ。 ちょっとシリアスなラブもの「最後の恋の始めかた」はつまらなかった。 コメディに徹した方が良かった気がする。 子連れのセールスマン（スミス）が、ホームレス生活にまで追いつめられながらも頑張り続けて、なんとか成功を手に入れる「幸せのちから」は見る価値あり。 個人的には、本人役でゲスト出演した「世界で一番パパが好き！」が好きだ。 出番は少ないが内容はあった気がする。 ベン・アフレック主演による見せ場の多いコメディ。
最新作の「アイ・アム・レジェンド」は、ウイル・スミスをもってしてもイカン出来！ 呆気に取られた人が多数出ています。 まあ、オリジナルの「地球最後の男 オメガマン」もＢ級丸出しの作品だったので、期待し過ぎも悪かったのだろうが。 こちらは、アンソニー・ザービ、ポール・コスロ夢の共演。 主演は困り者チャールトン・ヘストン。