「ブラック・エース」、「キャリー」、「地獄の逃避行」、「ミッシング」、「ザ・リバー」と見ごたえのある作品に、いかにも幸薄そうにして出ている。
彼女のデビューになる「ブラック・エース」は、リー・マービン、ジーン・ハックマンの男臭いヴァイオレンスものだが、マイケル・リッチー監督としてはキレがいま一つ、爽快感も無く、この中ではやや落ちるかも？
旦那にメル・ギブ、昔の男にスコット・グレンの「ザ・リバー」は、リアリティのある力作だが正直なところ退屈。
他には、決してお薦めできないアラン・ルドルフ監督のかったるい愛憎もの「ウエルカムL．A」、案外拾い物と言えるコメディもの「タイムトラベラー きのうからきた恋人」では科学者役クリストファー・ウォーケンのワイフ役。
なお、ロレッタ・リンを演じたこともある彼女はカントリーアルバムをリリースしている。