個人的には、ウィリアム・フリードキン監督作品「Ｌ．Ａ．大捜査線 狼たちの街」で、密入国という弱みにつけこまれ、刑事のイヌとして利用される役を演じて注目。 ふてぶてしいのに哀れさを誘い、印象を残した。
落ちぶれ果てたジョン・フリン監督の「ロックアップ」ではスタローンの、まだ良かった頃のピーター・ハイアムス監督の「シカゴ・コネクション 夢見て走れ」ではビリー・クリスタルの恋人役を地味にきめている。 美し過ぎないという点では、アクションものには欠かせない存在。
「サンダーブラスト／地上最後の戦車」なんていう、アホみたいなタイトルのアクションものでは、タフガイ役で食いつなごうとしていた頃のゲーリー・ビジーの恋人役。 ワルの帝王、ヘンリー・シルバにズタズタに犯されるサービスシーンもあるのだが、いかんせんあまりにチンケな内容で、いささかの憐れみも興奮も覚えないまま、エンドタイトルをひたすら待ち望んだものだった。
その他、Ｂ級ライン「ファイタル・スカイ」、「復讐のハイウェイ」では主役も。
そう言えば、ダラダラと長すぎてケツが痛くなっちまった「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」にも、マイアミビーチでデ・ニーロ達と遊ぶ役で出ていたはず。
セルジオはそんなに偉い？