「プライベート・ライアン」の射撃の名手役で強烈な印象を与えた個性派で、ファンならずとも、「あの人」と思い浮かべられるはず。 現に、あのお笑い怪獣さんまチャンですら、その名を知りたがっていたくらい。
「エネミー・オブ・アメリカ」では、ジョン・ヴォイトの下で殺しを請け負う実行犯役で出演。 よくよく見るとハンサムなのだが、ワルの香りプンプンでクセものぶり発揮！ スパイク・リー監督の「25時」では、刑務所送りになるエドワード・ノートンの友人役で。 やはり友人役のフィリップ・シーモア・ホフマンと共に良い味だしている。
マフィアの血を引く若者が、初仕事でドジってとんでもないことになる「ノックアラウンド・ガイズ」では、堂々主演。 好青年ぶりに好感が持てて、バリー・ペッパーを見直した作品だ。ジョン・マルコヴィッチ、デニス・ホッパーが脇を固めている。
他にメル・ギブソン主演、妻役マデリン・ストウのやつれ具合が衝撃だった戦争もの「ワンス・アンド・フォーエバー」のジャーナリスト役、「グリーンマイル」の看守役、ビリー・クリスタル監督によるメジャー・リーグ・ベースボールもの「６１*」等があるが、このところ良い役が増えてきていて、なんか凄いことしそうな予感あり！
近作には、「ホワイトクラッシュ」、「父親たちの星条旗」、「７つの贈り物」があるが、ここでは、イヌイットの少女との雪上サバイヴァルもの「ホワイトクラッシュ」が見のがせないデキ！ 何しろ、無垢な少女には泣かされました。