「アクション馬鹿」モチゾーのこだわり推薦作品

ピースメーカー

この作品の素晴らしさは主演の二人がお互い惹かれあいながらも恋に落ちないところにあります。 なにしろ、国家的危機なんですから・・・。 そんなわけでバリバリ戦う二人をタイトに描ききったサスペンスです。

女流監督なんで、男が求める「わざとらしい女性像」なんかぶっとばしたかったのかも！

メメント

もし、あなたが１０分前の記憶すら失くしてしまうなら・・・。

「そんなこと有りえない」と思うか？「自分ならどうするか？」と想像できるかで、この作品の価値が変わるでしょう。

後者なら、さあ大変、茶なんか飲みながらのんびり見てられませんよ！ ともかく大忙しなんだから。 主人公はひたすら書きまくり！ 撮りまくり！タトゥーしまくりだ！

マックス＆ジェレミー　危険な友情

ホモセクシャルなムード漂うテリ・ホワイト原作を舞台をヨーロッパに移しての映画化。

組織の殺し屋マックスを消すために近づいたお人好しのチンピラ、ジェレミーはいつしかマックスを敵とは思えなくなっていた。 一方、マックスもまたジェレミーに友情を感じるのだったが、組織の手がのびてきて・・・。 孤独な二人の犯罪者の微妙な関係を描いたサスペンスです。

さらば友よ

長い下積み時代を経てようやくスターとなったブロンソンが、フランスが生んだ若きスター、ドロンと夢の共演を果たした暗黒ムードたっぷりのサスペンスアクション。

いがみあいながらもお互いの存在を認め合った二人が見せたラストシーンは、映画史上に残るクールさだ！これをみたらあなたも「ブロンソンズ」の一員になってしまうはず！

アウト・オブ・サイト

どうにもつかみどころの無かったソダバーグ監督のセンスが生かされたロマンティックな犯罪もの。

口八丁の泥棒クルーニーが心奪われたのが、なんとＦＢＩ捜査官ジェニローだった。 相容れない二人の関係を軸に、善悪入り乱れてのサスペンスで見せ場たっぷり！ クルーニーと相棒（レイムス）のバディムービーとしてもなかなか。

ホット・ロック

生真面目でヒューマニズム溢れる作品の多いレッドフォードが最もしゃれたセンスを見せたのがコレで、個人的にはレッドフォード最高作と思っています。

宝石泥棒達のユニークな活躍をかるーいタッチで描いた作品で、なにかと比較されることの多いブラピファンにも見て欲しいです。ラスト、宝石を取り戻したレッドフォードがスキップをしながら仲間の元に帰るシーンが良い！

パッショネイト　悪の華

悪の世界から抜け出せないでいる幼なじみのチンピラ二人のどうにも断ち切れない友情を描いた犯罪もの。 捨て身の大仕事に挑んだ男達のそれぞれの思いも描かれた傑作です。

ホモセクシャルな匂いプンプンのロバーツは一世一代の好演！

スパイダー　コレクター２

アレックス・クロスシリーズ第２弾！

少女誘拐犯がクロスへの挑戦状をつきつけてきます。 この作品の優れている点は「ミスを犯す」ことにも意味があると思わせてくれる脚本の良さと、誘拐された少女のかしこさ、強さが描かれているところでしょう。１作目以上に好きでした。

800万の死にざま

アル中探偵マット・スカダーものをニューシネマ派のハル・アシュビーが監督。さすがに単なるサスペンスを超えて人間を描く意欲にあふれた作品になっています。

ヤクと女を交換するシーンでの若きアンディ・ガルシアのギラツキ感が良い！

ブレードランナー

オープニングのレプリカントを検査するシーンから一気に引き込まれた作品です。

造反するレプリカントを追う刑事の物語で、彼が愛したのも、やはりレプリカントだった。 レプリカントのリーダー（ルトガー・ハウワー）が命尽きる寸前、思い出を語りながら刑事に手をさしのべるシーンは沁みた。

アンドロイドは電気羊の夢を見るのだ！