PUT THE GUN DOWN !

「アクション馬鹿」モチゾーのこだわり推薦作品

Vol.2
INDEX
Vol.2

デッドゾーン

監督: デビッド・クローネンバーグ
出演: クリストファー・ウォーケンアンソニー・ザービ

キングものの最高作!

未来予知能力を持つ青年教師ジョニーウォーケン)のはかなくも切ない一生をドラマチックな展開で見せてくれます。 単なるサイキックものを超えて哀愁にみちた傑作です。

昏睡状態のジョニーを見捨ててちゃっかり結婚する元恋人にブルック・アダムス、野心家の大統領にマーティン・シーン、狂人親子(コリーン・デュハーストニコラス・キャンベル)を追う保安官にトム・スケリットと脇役も豪華。

トルゥー・ロマンス

監督: トニー・スコット
出演: クリスチャン・スレーター、パトリシア・アークエット

純粋な愛とは危険なもの!

はじけた恋人たちの無軌道な青春を描いたアクションものです。 脚本担当のタランティーノのセンスってのは、脇役ひとりひとりにセリフを用意し、ただ出ているだけでは終わらせないところでしょう

デニス・ホッパー クリストファー・ウォーケンによる変態悪口合戦も見せ場でした。

遊星からの物体X

監督: ジョン・カーペンター
出演: カート・ラッセル

B級ホラー道を歩み続けるカーペンター監督がキラリと才能を見せた代表作!

オープニングの「逃げ惑う犬を追うヘリ」のシーンから無気味さを漂わせてグイグイ! 「宇宙的孤独」をラストまでたっぷり味わって下さい。

クロッカー

監督: スパイク・リー
出演: ハーベイ・カイテル

白人優位社会アメリカで、アフリカン・アメリカンがまっとうに生きることの厳しさを描いた作品です。

犯罪映画でありながら爽快感をまったく排しクールに描ききってます。 見終わった時、底冷えを感じました。

ザ・コンテンダー

監督: ロッド・ルーリー
出演: ジョーン・アレン、ゲーリー・オールドマン

副大統領選にかかわる候補者たちの策略、陰謀を描いたサスペンス。

有力候補だった女性議員ハンソン(アレン)は、若き日のセックス・スキャンダルを暴かれ苦境に追い込まれるのだが・・・。 賢く強い女性ハンソンの存在が、爽快さを与えてくれますよ。

悲しいまでの頭髪で大化けしてみせるオールドマン流石! 計画通りの自動車事故で人命を救助し名をあげようとする州知事役でウィリアム・L・ピーターセン

バッファロー'66

監督: ヴィンセント・ギャロ
出演: ギャロ&クリスティーナ・リッチ

刑務所をでたばかりのビリー(ギャロ)は両親へのウソを通すため、偶然出合ったレイラ(リッチ)をおどし妻の役をさせるのだった。 心通わぬ両親(父親にベン・ギャザラ)と別れ、裏切り者への復讐を決行するまでの孤独な二人の心の交流を描いた愛の物語です。

冒険者たち

監督: ロベール・アンリコ
出演: リノ、ヴァンチュラ アラン・ドロン

愛とロマンに溢れるフランス映画史に残る傑作冒険アクション!

若きドロンのために作られた映画と思わせて、この世で最もかっこ良いおじさんリノ・ヴァンチェラの映画です。 もちろん、海底に沈むレティシャ(ジョアンナ・シムカス)の美しさも。

ザ・ファーム 法律事務所

監督: シドニー・ポラック
主演: トム・クルーズ、ジーン・ハックマン

これほど見せ場たっぷりでスリル満点のサスペンスってのはそうそうありませんよ!

苦学の末に法律事務所で働くことになったミッチクルーズ )が、巨大組織相手にギリギリの戦いを挑みます。

悪徳法律事務所のトップにハル・ホルブルック、私立探偵にゲーリー・ビジー、投獄中のミッチの兄にデビッド・ストロザーン等、ズラリ揃った脇役陣にも感動! 中でも探偵事務所の秘書を演じたホリー・ハンターにはまいった!

サブウェイ・パニック

監督: ジョゼフ・サージェント
出演: ウォルター・マッソウロバート・ショウ

地下鉄ジャック犯と公安側の息詰まる駆け引きを描いたサスペンスの傑作です。 ウォルター・マッソウロバート・ショウが靜と動の対称をみせて素晴らしい!

犯人達がお互いを「カラー」で呼ぶのは、タランティーノ「レザボア」でパクっている。当然、見てますよね?

近年、デンゼル・ワシントンジョン・トラヴォルタでリメークされましたが、デキはオリジナルに遠く及ばず!

フレンジー

監督: アルフレッド・ヒッチコック
出演: ジョン・フィンチ

ヒッチコックを古典的大作家として評価することに反対します。なぜなら、この「フレンジー」の持つゾクゾクするようなスリルと毒気は時代を超えているから!

ゆるいんだけどスキの無い展開! ほのぼの感とびっくりするようなブラックな感覚の融合! 文句なしに一級品のサスペンスと言えるでしょう。

脇役ブルースに戻る