Vol.5 スカッとカー・アクション
Vol.4 テラーでホラーな子供達
Vol.3 悪い女・悪すぎる女
Vol.2 親と子の絆
Vol.1 アメリカン・ニューシネマ
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スカッとカー・アクション
悲しみを秘めたドライブだってあるのさ！ ブリット
監督： ピーター・イエーツ
出演： スティーブ・マックイーン ハリウッドアクションに革命を起こしたとも言える作品で、そのスリリングなカー・チェイスシーンは伝説となっている。 ニヒルに生きる刑事を演じたマックイーンの代表作でもあり、恋人役の若きジャックリーン・ビセットもキラキラ！ 英国出身の監督ピーター・イエーツの名を世界に轟かせた作品だ。 激突！
監督： スティーブン・スピルバーグ
出演： デニス・ウィーバー 御存知の通りスピルバーグ長編デビュー作！ 意味もなく大型タンクローリーに追いまくられるドライバーの恐怖を描いた作品。 相手のドライバーの顔が見えないために怖さが増していて、「現代人の抱える漠然とした恐怖感」を表しているという評もあったほど。 グラン・プリ
監督： ジョン・フランケンハイマー
出演： ジェイムズ・ガーナー フランケンハイマーがＦ１グランプリに命を賭ける男達の姿をスリル満点に描いた作品。 さすがに社会派の巨匠と謳われた監督、ただのカー・アクションに終わらせることなく、レーサー達を一人の人間としてとらえてその苦しみや孤独感にも迫っている。 TAXI
監督： ジェラール・ピレス
出演： サミ・ナセリ、フレディリック・ディーファンタル カー・アクションシーンは実写にこだわり通したと言われているだけあって、見ているだけでも車酔いしそうなほどリアル。 派手なアクションシーンも魅力だが、全篇通してユーモア感覚にも富む作品で、お人好し刑事と運転手コンビに絡む、さっそうたる女上司やキュートな恋人、そのママなど、良いキャラが揃ってます。 バニシング・ポイント/激走2000キロ
監督： チャールズ・ロバートガーナー
出演： ヴィゴ・モーテンセン ニューシネマを代表する作品のリメークですが、コワルスキー役をニヒルなヴィゴ・モーテンセンが演じてオリジナルにも劣らないデキ。 車の運び屋が仕事先で身重の妻の病気入院を知りスピードアップするのだが、横暴な警官の制止にあい、否応なしに死のドライブへと突き進むことになるのだった！ マッドマックス
監督： ジョージ・ミラー
出演： メル・ギブソン マックスの妻と子供が、暴走するアウトロー達に襲われ、ハイウェイに散るシーンの凄さといったら、バイオレンスに対するＲ指定度が高いはずのオーストリア産とは思えず、マックスの復讐心を煽るに十分の迫力でした。 公開当時は衝撃が強すぎて、ツーリングの連中を見るたびにビビってましたよ、マジで！ 60セコンズアシを洗った伝説の車泥棒メンフィスは、トラブルに巻き込まれた弟を救うために、仲間を呼び集め一回限りの大仕事にとりかかることに・・・。 リストアップされた車を次々に盗み出す手際の良さがゾクゾクもののハイテンポなカー・アクション・ムービーだ！ 激走！5000キロ法律無視の大陸横断カー・レースもの。 ユーモアセンスに溢れたホノボノ感のある作品で、豪華スターを擁して大ヒットとなった「キャノンボール」より数年早く発表された。 無名時代のラウル・ジュリアが女好きのイタリア人レーサー役で出演し、キャラ通りに鼻の下をのばしている。 見終わった後に心和んだのは、あの時代ならではの緩さがあったからだと思うが、内容のわりに深く心に残っているのはそれだけ新鮮だったからだろう。 ミニミニ大作戦ミニクーパーならではのカー・アクションが見せ場となっていますが、オープニングから金塊強奪、逃亡、裏切りまでのテンポの良さも魅力！舞台もミラノなので風景美も！個人的には、リーダー、ウォールバーグと鍵師シャーリズ・セロンが惹かれあいながらもベタつかないクールさが良かった！ 勿論、マイケル・ケイン主演のオリジナルもしゃれっ気たっぷりな傑作！ ブラック・ラン
監督： Ｄ・Ｊ・カルーソ
出演： パトリック・マルドーン 「テイキング・ライブス」で注目のＤ・Ｊ・カルーソ監督初期作品。 冷酷な脱獄犯達の人質になった恋人を追う男の執念を描いたカー・アクションものです。 シンプルなストーリーですが、やはり、犯人を追跡する恋敵の保安官補との奇妙な友情も見せ場になってます。 デス・レース2000年アメリカＢ級映画界の帝王ロジャー・コーマン製作による近未来カー・アクションもの。 一部カルト・ファン絶賛のチープでエロでブラックな作品です。 きっかいなデザインの車が登場し、ゴールするまでに殺した人の数を争うという、お馬鹿な？ムービー！ うるさがたなら当然ご存知、無名時代のスタローンも出演！ V−マックス
監督： ダニエル・ヴィカリ
出演： ヴァレリア・マスタンドレア パッケージの謳い文句を信じないで下さい！ 嘘ですから！ 確かにレースシーンは重要なファクターですが、それよりなにより、車にとりつかれた二人の男の友情とその崩壊を描いたドラマとして評価したい作品です。 崩壊の因となる女の存在はどうなんだろうか？ 監督はよほどの女嫌いか、もしくはゲイ？ 恐怖の報酬
監督： アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
出演： イブ・モンタン 油田火災の消火に必要なニトロを運ぶために雇われた男達の姿を描いたサスペンス。 足場の悪い山道を幾多の障害にぶち当たりながらも乗り越えていく！ 果たして無事に任務を終えて報酬を手にすることができるのだろうか？ 古典的名作と謳われているが甘っちょろさを排しているのが魅力で、粋な伊達男イブ・モンタンが泥臭くせまります。 ザ・ドライバーヒル監督がジャン・ピエール・メルビルへのオマージュとして撮ったクールな犯罪もの。 闇の世界に精通している凄腕のドライバー役をオニールが演じている。 ギリギリのテクニックで壁をこすり、車体を次々に剥ぎ取っていくシーンは迫力あり！ 謎のギャンブラー役でイザベル・アジャーニが出演。 ダーティ・メリー、クレージーラリー現金強奪に成功したカーキチコンビ（レーサーとメカニック）が拾ったアバズレ女と共に、執拗な警察の追跡から逃れるまでを描いたニューシネマタッチのカー・アクションもの。 ヘリを使って執拗に追いかける警部役をヴィック・モローが演じている。 いかにも70年代らしい雰囲気に溢れた作品で、ラストも衝撃的である。 ラスト・アメリカン・ヒーロー密造酒の運び屋をしながら成功を夢見た実在のレーサー、ジュニア・ジョンソンのサクセス・ストーリー。レースを取り巻く人々の欲望が丹念に描かれていて、単なるヒーローものでは終わっていない。 グルーピーにカモられる青臭いジュニア役をブリッジスが、その弟をゲーリー・ビジーが演じている。 |