Vol.8 タフ・ウーマン 戦う女
Vol.7 はみだし刑事
Vol.6 秋の夜長にミステリーを
Vol.5 スカッとカー・アクション
Vol.4 テラーでホラーな子供達
Vol.3 悪い女・悪すぎる女
Vol.2 親と子の絆
Vol.1 アメリカン・ニューシネマ
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タフ・ウーマン 戦う女
女は優しいだけでは生きていけない！ ブロンディ
監督： ラッセル・マルケイ
出演： キム・ベイシンガー 出所したブロンディを待っていたのは、彼女を罠にはめた仲間達だった。 息子を誘拐され、再び仕事に手を染めることになった女強盗ブロンディの華麗な戦いを軽快なタッチで描いたサスペンスアクションです。 気弱な相棒役を演じるヴァル・キルマーが良い味出してますよ！ グロリア
監督： ジョン・カサベテス
出演： ジーナ・ローランズ 元ヤクザの情婦グロリアが預かったのは、裏切り者として組織に皆殺しにされた家族の息子だった。 気ままに生きてきたグロリアが最も嫌うべきもの＝子供（平凡な人生の象徴）を守るために身体を張る姿をハードなタッチで描いた、カサベテス唯一のメジャーヒット作。 時に対立しながらも、あくまで少年を大人として扱おうとするグロリアの姿に、カサベテスの思いを感じました。 私がウォショウスキー人気女流作家サラ・パレッキー原作による女私立探偵ものの映画化。 男勝りのタフさが売りで、料理とか掃除とかがさっぱりな主人公役にキャスリン・ターナー。 あまりに原作の雰囲気を大事にしすぎたためか、こじんまりした印象ですが、その分、生活感に溢れているところが魅力。 ターナーはちょっとオバちゃんが入っちゃってるけど。 テルマ＆ルイーズ平凡な二人の女性が日常打破の旅に出るのだが、殺人事件に巻き込まれ警官に追われることに・・・。 自由と引き換えにするにはあまりに大きなリスクを負った二人だったが、吹っ切れたようにエンディングに突き進む姿には遅れてきたニューシネマとの評価も。 ベタベタした女だったテルマが、一人の人間として変わっていく姿が印象的。 戦火の勇気一般社会が望む「素敵な女性」を演じることが多いメグ・ライアンが部下を率いて戦場に向かう将校役を演じた異色戦争映画。 彼女の「戦死」に隠された真実が明るみになることによって、本当の「勇気」が問われていく、という作品。 主役のデンゼル・ワシントンよりもジャーナリスト役のスコット・グレンに注目！ レイジング・ブレット娘をレイプし、殺した犯人が法の目を逃れ無罪放免に。 悲しみに暮れていた母親だったが、被害者遺族の会で関わりあった人達等を通して次第に強さを身につけていき、遂には自らの命を賭けて復讐へと転じるのだった。 強烈レイプ犯にキーファー・サザーランド。 ブルースチール
監督： キャサリン・ビグロー
出演： ジェイミー・リー・カーティス 新米警官メイガンがパトロール初日に強盗事件に遭遇、犯人を射殺してしまう！ その後に起こった殺人事件現場には、彼女の名を記した薬きょうが残されているのだった。 女流監督ビグローは、謎解きよりも、犯人とメイガンの屈折した愛のカタチを描きたかったのかも？ ジャッキー・ブラウンタランティーノが、かつてブラックビューティとして名を成したパム・グリアへの憧れから、彼女のために用意したといわれる犯罪もの。 さすがに映画オタクらしく、キューブリックへのオマージュともとれるシーンもあり。 なにより、「コフィ」などの全盛期以上に、上品で美しく、タイトでカッコ良くグリアを描ききっていて、タランティーノの熱い思いが伝わってくる。 ダブル・ガントレット
監督： ジェニファー・ライツェフ
出演： カイラ・セジウィック、スタンリー・トゥッチ、フィリップ・シーモア・ホフマン 罠にはめられた組織の殺し屋クレアと死期の近いニックとの、男と女を超えた強烈な絆を描いたバディ・ムービーだ。 ボスが送り込む殺し屋達との対決にしての、ひたすら撃ちまくり的な強引さはなく、タイトで気品が漂っている。 役者が地味だからといって見逃してはならない隠れ名作である。 裏切りのＫＩＳＳ
監督： セバスチャン・グティエレス
出演： カーラ・グシーノ、ハル・ホルブルック 往年のハリウッド映画を思わせるオシャレなオープニングにふさわしい、ゆったりとした乗りのサスペンス。 誘拐犯の一人を演じるカーラの愚かなのか、賢いのか掴みどころの無さも魅力だが、追っかける側のキリリとしたエマ・トンプソン、意外なドジっぷりをみせるアラン・リックマンの実力者コンビが楽しい！ コピーキャット
監督： ジョン・アミエル
出演： ダーモット・マルロニー、ウィリアム・マクマナラ、ウィル・パットン 初代「戦う女」ともいえるシガニー・ウィーバーが、ここでは屋外恐怖症の精神分析医役。 その代わりにタフさを見せるのが女刑事役のホリー・ハンター。 二人はぶつかり合いながらもサイコキラーを追いつめていくのだったが・・・。 ホリーが幅を見せるのが魅力だが、意表をつく展開はサイコサスペンスとしても上々のデキ！ ロング・キス・グッドナイト
監督： レニー・ハーリン
出演： ジーナ・ディビス、サミュエル・Ｌ・ジャクソン これはもう理屈抜きにハードでタフな一撃！事故で記憶を無くした主婦サマンサが突然命を狙われた！ 元秘密工作員という過去があきらかになる時、彼女はスーパー・タフ・ウーマンとして巨悪に立ち向かっていくのだった。 心優しい夫役のデビッド・モースが良い！ 隠れファンもいまーす。 ダブル・ジョパディ
監督： ブルース・ベレスフォード
出演： アシュレイ・ジャッド 夫殺しの罪で有罪となったリビーは獄中で夫の生存を知り、仮釈放とともに逃亡！ 真実を追い求め、彼女を罠にはめた夫の行方を追うのだった！ 華奢なアシュレイがみせるタフネスさと、屈折した優しさをみせる保護監察官役のトミー・リーが魅力。 キリング・タイム
監督： バハラット・ナルルーリ
出演： ケンドラ・ヒーガン 「ダウンタイム」でちょっぴり良いところをみせてくれたナルルーリ監督が、軽いタッチで描いた入り乱れ型サスペンスアクションです。 主役の女殺し屋マリアがイタリア人というのがミソで、マフィアの大物暗殺のためにイングランドに乗り込んできたのだが、ターゲットが予定外の行動に出たためにややこしい展開になるのだった。 ニキータ
監督： リュック・ベッソン
出演： アンヌ・パリロー、ジャン・ユーグ・アングラード、ジャン・レノ 政府の秘密工作員に仕立てられた不良少女ニキータの愛を求める姿と孤独な戦いを描いたサスペンスアクション。 恋人にバレないように仕事を成し遂げるクールなスナイパー、ニキータにはホレボレ。 脇を固める俳優陣のゴージャスさもポイントですよ。 |